中学3年生行事がたくさん! 卒業式編

中学生活最終学年。
いろいろな行事がたくさんありましたが、最後の行事、卒業式です。

うちの息子(しげ坊)は、釜石東中学校の全課程を修了し卒業となりました。
震災により仮設校舎入学の仮設校舎卒業です。
何かと不便な所もあったかもしれませんが、
自分たちの学校があるというのはそれだけで幸せなことだったと思います。
本当に、いろいろな支援を下さった方々に感謝です。

本校舎は、只今高台に建設中です。
釜石東中学校のこれからも続く長い歴史の中で、仮設校舎だった時期というのはほんの数年となるのでしょう。
そう考えると、その時期を過ごしたしげ坊たちは、貴重な経験をさせてもらったのだと思います。

3年生の入場を在校生が合唱で迎えるべく、練習をしているところを見ました。
風邪が流行っているのか、咳をしている生徒も沢山いました。
音楽の先生の檄が飛ぶ中、最終の練習をしていましたが、なんだか元気の無い声。
釜石東中学校と言えば、合唱!なのですが・・・。

最後の練習を終え、先生が「皆、その時にならないと分からないかもしれないけれど、
今日、3年生は3年間のいろいろな思いで満杯です。
そのパンパンに膨れた気持ちを是非、皆の合唱でパーンと弾けさせてやってください。
皆の合唱で先輩たちの顔をくしゃくしゃにさせてやってください」と話していました。

本番は、すばらしい在校生の歌声と共に、3年生の入場でした。在校生の皆さんありがとう。
3年生の合唱も流石、素晴らしかったです。
入学当時は、「あれ?大丈夫かな」と思うほど頼りない感じでしたが、
最後にはきちんと釜石東中学校の合唱になっておりました。
謝恩会にて、担任の先生が「新任で釜石東中学校に来た時、全校合唱で迎えられて、
感動してウルッと来てしまって、新任あいさつ前だったから困った~」と、
当時を思い出してお話しておりました。
ずっとその中にいるとそれが普通になってしまうので、外から見て比べると改めて思うことがありますね。

しげ坊は、最後の大仕事、「答辞」が残っておりましたが、
立派に(!?)やり遂げられたのではないかと、ホッとしています。
生徒会長という責任ある立場を任せて頂き、生徒会活動をはじめ、震災による関係者の方々との交流など、
沢山の貴重な体験をさせて頂きました。その経験から沢山の学びがあったと思います。

160404_s01.jpeg「答辞」のしげ坊

160404_s02.jpeg卒業生回れ右で「答辞」

卒業式が終わって教室で、生徒一人一人から一言ずつありましたが、
しげ坊は、何かとリーダー的役割が多かったけど、自分が困った時には皆に助けてもらったから、
どうにか務めることが出来たと、お礼をしていました。

160404_s03.jpeg教室で一言

幼稚園、小学校、中学校と長年一緒に育ってきて、あの恐ろしい津波から一緒に逃げて来たこの子達が、
義務教育課程を終えそれぞれに巣立っていきます。
バラバラになってしまうことを思うと淋しさが込み上げますが、きっと明るい未来が待っていることでしょう。
お世話になった皆さん、本当にありがとうございました。

佐藤和香子

この元記事は明日へブログ



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