コシがなくて柔いガチの博多うどんを食べたいならココ! 古き良き時代を思い出せる「かねいしうどん」に行くべし!!

うどんはシンプルな料理なようで、実をいうと奥が深い。世間一般的に知られているのは「讃岐うどん」だが、福岡県ではほとんどコシのない上にヤワヤワな「博多うどん」なんてジャンルがあったりする。

その有名どころといえば「牧のうどん」や食通のタモリさんが愛するという「うどん平」など。ここあたりは知っている人も多いだろう。だが、忘れてはいけないのが、ガチの博多うどんを提供する人気店「かねいしうどん」の存在である。

・どこか懐かしい雰囲気のお店

「かねいしうどん」があるのは、博多の中心地から少し東方面へ行ったところ。普通のうどん屋さんで、中に入ってもこれまた普通……なのだが、不思議と古き良き時代を思い出させるような感じで「地元で愛されている老舗」という表現がピッタリのお店だった。

ランチタイムになると激混みするらしいので、私(筆者)は開店直後に訪れた。まだ早い時間ということもあってか、お客さんは2人のみ。カウンター席に座ろうとすると、大将から「空いとるんやけん、そげなとこ座らんでもっと広かとこ座らんね」と声をかけられ、テーブル席に通してもらった。

昭和を思い出すようなフレンドリーさも人気の要因なのだろうか。なんて思いながら広々としたテーブル席に1人着席し、博多うどんの定番である「ごぼう天うどん(530円)」とお供に最高な「かしわごはん(200円)」を注文した。

・ガチの博多うどん

そして待つことしばし。いざ、うどんと対面すると……まさに博多うどんと呼ぶにふさわしい1杯が出てきた。一目見たらわかるくらい柔そうな麺。そして透き通った出汁は、これぞ感がスゴい上に食べる前から食欲をMAXに引き上げてくれる。で、肝心のお味はというと……

ほとんどと言っていいほどコシがなく、まさに王道。量は決して多くなくても、麺の太さがあって食べ応え十分なところも博多うどんらしい。また、ごぼう天の実力は言わずもがな。すべて飲み干してしまいそうな出汁も格別だった。

・大人気のミニカツ丼

ちなみに同店はカツ丼が絶品らしく、ミニカツ丼を頼む人も多いというウワサがあるも願い叶わず。注文できない理由を聞いてみたところ……なんと「かしわごはんじゃなくてミニカツ丼を頼む人が多くてね(笑)。かしわごはんがまったく出なくなるから先にかしわから出すようにしたんよ」とのことだった。残念!

もともとサービスで始めた「ミニカツ丼」らしいので、それも仕方なし。早い時間帯でどうしても食べたいなら、通常メニューの「カツ丼」を頼むようにしよう。ただ、「かしわごはん」も絶品。安い上においしかったことを追記しておきたい。

次はカツ丼を食べようと心に決めてごちそうさま。なお、同店は博多駅近辺の中心地ながら広めの駐車場があるのも嬉しいポイント。車でも行くことができるので、気になる人はぜひ足を運んでみて欲しい。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 かねいしうどん
住所 福岡県福岡市博多区博多駅東3−9−20
時間 10:30~20:00(祝日などは17時くらいに閉めたりすることもあり)
休日 日曜

Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.