#2「わろてんか」 制作秘話 ~ セット、大事です ~

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 さて、今日の舞台裏のご紹介はスタジオの「セット」です。ドラマの華はもちろん役者さんたちですが、その魅力を引き出す重要なアイテムの一つが実はセットなんです。台本を読んだ時「この台詞、言いにくいなあ」と感じても、実際セットに立つと演じる人物の気持ちがスッと理解できて、自然に台詞が出てきたなんてことを役者さんからよく聞きます。

 それはなぜかと言うと、セットが十分な取材と研究を重ねて作られているから。てんの実家の藤岡屋は老舗薬種問屋という設定ですが、このセット図面が完成するまでに美術デザイナーは様々な文献を調べ、何度も京都の町屋を見学し、薬種問屋の歴史とその住人の人生にまで想像を巡らせます。だから役者がセットに立つと、薬種問屋で育った登場人物の気持ちや生理が手に取るように分かって、台詞を淀みなく話せるというわけです。演技の「リアリティー」がセットの影響を受けているなんて、ちょっと深イイお話でしょ?

 

gaikan.jpg【薬種問屋・藤岡屋】

 今回の藤岡屋はセット自体がけっこうリアルに作られています。庭の敷石は普通プラスチックを使いますが、本物の重い石が何十個も敷かれ、床板も分厚い天然木でスタッフが乗ってもたわみません。すべての部屋に天井が張ってあるので、日中の明りは実際の家と同じで庭からしか入って来ません。でもあまりにリアルに作られているので、建てたり壊したりするのに一週間もかかってしまう、じつにプロデューサー泣かせのセットです。

 

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【藤岡家の庭園には、“本物の石”がたくさん】  

sitasunai.JPG【天井が生み出す“光と影”】

そんな藤岡屋セットが登場するのも次週、第3週目まで。てんと藤吉の「ロミオとジュリエット」ばりの大ラブストーリーが胸キュンな、来週の放送もお楽しみに! 

 

 

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この元記事はNHK大阪放送局ブログ



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